ここでは、マンションベランダで飼育しているメダカの稚魚~成魚までの成長の様子、今年の採卵数、孵化率、成魚まで成長したメダカの様子、失敗したことなどを紹介していきます。
「マンションベランダでメダカ飼育」の記事を①から書いています。
よかったらご覧ください。
メダカの孵化率、成魚になった匹数は?
今年のメダカの採卵数は、「2453個」でした。
※5月22日~8月9日まで採卵した数
孵化率は、40%くらいあったと思いますが、実際に2.0㎝~の成魚になったメダカは、150匹程度で
我が家のメダカの卵が成魚になる確率は、10パーセントほどしかありませんでした。
一般的には、メダカが成魚になる確率は、60%~90%ほどあるそうです。
我が家のメダカの成魚になる確率は、今年初めて採卵数を数え、計算してみましたが、一般的なパーセンテージより大幅に低いことが分かりました。
その原因を下記段落で考えたいと思います。
2023年は、5月から順調に採卵していましたが、7月~8月が特に猛暑で、毎日30℃を超える日々が続き、7月、8月はガクンと採卵数が減ってしまいました。
詳細は「マンションベランダでメダカ飼育①【産卵~採卵】」で紹介しています。
ちなみに、「サファイヤメダカ」の卵があまりうまく孵化せず、2匹しか成長しませんでした。
その2匹だけ入れていた飼育ケースで7月末頃に、稚魚を発見しました。
たぶん5月に採卵した卵が孵化し、成長したメダカが7月末頃に産卵したのでしょう。
改めて、メダカの成長の速さを感じました。
メダカが成魚になる確率が低い、原因は?
我が家の、メダカの成魚になる確率が低いことが分かりました。
そこで原因を考えていきたいと思います。
・びっくりして、メダカが容器から飛び出してしまう。
水を容器いっぱいにしてメダカを飼育していると、メダカが外に飛び出してしまうことがよくあります。
実際、我が家のメダカ飼育ケースの上段で飼育している「サファイヤ」が、下段に飼育している「幹之メダカ」の飼育ケースにいたなんてことはよくあります。
ただこれが多いのは、成魚の場合かなと思います。
今年、稚魚を飼育していたケースは、水を容器いっぱいに入れていた訳ではないので、メダカが容器から飛び出て死んでしまうことは少なかったはずです。
・気温上昇による水質悪化
今回一番の原因と考えられるのが、この「水質悪化」です。
2023年夏は、猛暑で水温が上がり水質悪化が気になりました。
生物ろ過がうまくいっていて、水質が安定している飼育ケースでは水が濁りづらかったですが、稚魚を飼育するために新しく水をはった飼育ケースでは、水がすぐ濁ってしまいました。
水替えをもっと頻繁にやればよかったはずです。
・過密飼育→餓死、共食い
マンションベランダでメダカ飼育をしていて工夫が必要なのが、場所の確保です。
ケース置き場を2段にしたり、色々工夫していますが、なかなか場所の確保が難しく、メダカが孵化する時期は、ケースだらけになってしまいます。
今年は、5月からたくさんの卵が産まれ、ケースが足りず、場所も足りず、過密飼育になってしまいました。
過密飼育のため、餌も十分に行き渡らなかったように思います。
そのため、餓死したり、サイズの大きなメダカに稚魚が食べられたりすることが多かったはずです。
ずっと見てたわけではないので、確かではありませんが。。。
・どこかに潜り込んで、出られず死んでしまう
以前は、室内でメダカを飼育していました。
ある時、メダカが1匹足らないことに気付き、外に飛び出ていないか、死んで浮いたり沈んでいないか確認しましたが、全く見当たらないことがありました。
何故だか分からず、1日過ごし次の日にフィルターの薄い隙間に入って死んでいるメダカを見つけました。
調べたところ、メダカはびっくりした時などに狭いところに逃げ込む習性があるとのこと。
なので、メダカが死んでしまう原因として「どこかみ潜り込んで死んでしまう」ということが考えられますが、小粒のソイルしかない飼育ケースではこれは考えづらいと思います。
今年孵化したメダカ
今年孵化したメダカを紹介します。
今年は、特に「夜桜ゴールド」が多く生まれてきて、成長してくれました。
この他に「幹之メダカ」や「サファイヤ」がいます。
夜桜ゴールドは、成魚になると色々な色合いが出てきて、個性的です。
まとめ
ここでは、「マンションベランダでメダカ飼育③孵化率は?【稚魚~成魚】という内容で、我が家のメダカが孵化した後の様子を紹介しました。
マンション暮らしでこれからメダカを飼おうと思っている方や、ベランダでメダカを飼育している方に少しでも参考になれば嬉しく思います。
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