マンションベランダでメダカ飼育①【産卵~採卵】

メダカ

マンションベランダでメダカを飼育し、早5年近くなりますが、ここ数年は新しくメダカを購入しておらず、前年孵化したメダカを育てています。
飼育し始めた頃は、産卵~孵化までが気が気ではなく、毎日卵とにらめっこしていましたが、ここ数年は、順調に産卵~孵化まで育てられるようになりました。
そこで、ここでは我が家のメダカの産卵の様子と、採卵について紹介します。 マンション暮らしでこれから屋外でメダカを飼おうと思っている方や、ベランダでメダカを飼育していて産卵~採卵の事について調べている方に、少しでも参考にして頂ければ、嬉しく思います。

我が家のメダカ、マンションベランダでの飼育方法

まずは簡単に、我が家のメダカの飼育機材で使用しているものを紹介します。

我が家のめだか飼育の様子

・「メダカ飼育用のケース」か「100均で購入したケース」
メダカの飼育ケースには、「アクアショップで購入したメダカ飼育用のケース」と「100均で購入した雑貨を入れるようなケース」を使用しています。
メダカ専門ショップの方に、屋外の飼育ケースに何がおすすめか聞いた事がありますが、
ホームセンターで安く購入できる排水栓付き大型容器やトロ舟(プラ舟)がおすすめと教えてもらった事があります。
そこで早速、トロ舟を購入しメダカを飼育。
数年使用していましたが、マンションベランダには大きすぎて、我が家には合っていませんでした。
ちなみに、昆虫を入れるような大型のプラケース(透明)も使用した事がありますが、夏場に藻が発生しすぎたり、水温が上がりすぎたりして、止めてしまいました。

その後、アクアショップで見つけたメダカ飼育用ケース(そんなに大きくない物、黒色)と100均で購入したケース(穴が開いていない物、茶色)を使用して、順調に飼育しています。
メダカ飼育の理想は、水量が多いケースで育てた方が水質も悪くなりづらいですし、メダカもストレスなく育てられるはずです。
ただ、マンションベランダという、限られた広さの中でメダカ飼育をするなら、小さめケースで飼育するほうが◎です。
ケースを移動するのにも楽ですし、何より場所を取りません。

この時注意したい事は、1つのケースにメダカの数を多く入れ過ぎるのは×という事。
基本的には、メダカ1匹に対して必要な最低限の水量は、水量1リットルと言われています。
ただ、これは最低限必要な水量。
我が家は、水量2~3リットルくらいに対してメダカ1匹くらいになるようにしています。
過密飼育になると、水質が悪化するだけでなく、メダカが大きく育たない気がします。

・メダカ用のソイル
底床材には、アクアショップで購入した「メダカ用のソイル」を使用しています。
「赤玉土」、「砂利」、「何も入れない」も試した事がありますが、ベストは「メダカ用のソイル」でした。

「赤玉土」→水が濁りやすく、扱いづらかった。
「砂利」→カラフルな砂利を底床材として使用していた事もありますが、ソイルよりも水質は安定しませんでした。
「何も入れない」→何も入れないと底のフンやゴミをスポイトで簡単に取れるので、底床材は入れないで飼育していた事もありましたが、やっぱり「メダカ用のソイル」の水質の方がよかったように思います。

メダカ用ソイルは、ソイルが崩れてきた頃に水替えと一緒に交換する事もありますが、水質が安定しているケースは、ソイルの交換&水替えはしていません。
水が減ってきたら、貯めておいた雨水をケースに足したり、汲み置きした水道水を1日~2日くらいしてから足すようにしています。
急いでいる時は、カルキ抜きを入れて水を足しています。

・5月くらいから(産卵時期)に、産卵床としてホテイアオイを浮かべる
毎年5月中旬くらいから、メダカのお腹に卵が付くようになります。
前年度は、5月のゴールデンウイークにお腹の卵を確認したので、5月初旬くらいには産卵床を用意するのがよさそうです。
その頃にアクアショップなどで1株100円程度のホテイアオイを購入し、水に浮かべておきます。
ウキ付きのスポンジでできた産卵床も使った事がありますが、ホテイアオイの方が、卵がよく絡まって、沢山採卵できたように思います。
ウキ付きスポンジは長期間使っていると、分解してしまう事があり使用をやめました。
ホテイアオイは、水に浮かべて置けば見た目も良いですし、おすすめです。

2023年、メダカ採卵記録

5月22日の採卵の様子
(採卵初日なので、沢山採れました)

ここでは、メダカの種類ごとに採卵した個数を記録したので、紹介します。
ちなみに、我が家には2023年5月時点では、下記のメダカを種類ごとにケースで飼育していましたが、秋ごろまでに、「サファイヤ」「ペガサス」が死んでしまい、雑種は知り合いにあげてしまったので、採卵を記録できたのは、「夜桜ゴールド」「幹之メダカ」「サファイヤ」の3種類です。
・夜桜ゴールド
・幹之メダカ
・サファイヤ
・ペガサス
・その他、王華、オーロラブラックラメなどの雑種

日付種類個数(おおよその数)
5月22日夜桜ゴールド500
5月24日夜桜ゴールド65
5月25日夜桜ゴールド88
5月25日幹之メダカ25
5月26日夜桜ゴールド80
5月26日サファイヤ10
5月27日夜桜ゴールド40
5月28日夜桜ゴールド40
5月28日幹之メダカ10
5月30日夜桜ゴールド120
5月30日サファイヤ30
5月31日夜桜ゴールド120
5月31日幹之メダカ30
6月1日夜桜ゴールド30
6月1日幹之メダカ10
6月3日夜桜ゴールド70
6月3日幹之メダカ10
6月5日夜桜ゴールド70
6月5日幹之メダカ110
6月7日夜桜ゴールド30
6月7日幹之メダカ90
6月10日夜桜ゴールド50
6月10日幹之メダカ90
6月10日サファイヤ10
6月12日夜桜ゴールド70
6月12日幹之メダカ50
6月14日夜桜ゴールド30
6月14日幹之メダカ10
6月18日夜桜ゴールド50
6月18日幹之メダカ30
6月21日夜桜ゴールド30
6月21日幹之メダカ30
6月24日夜桜ゴールド30
6月24日幹之メダカ10
6月30日夜桜ゴールド140
6月30日幹之メダカ70
7月4日夜桜ゴールド50
7月4日幹之メダカ10
7月4日サファイヤ5
7月8日夜桜ゴールド30
7月8日幹之メダカ10
8月9日夜桜ゴールド50
8月9日幹之メダカ20
9月合計2453


ベランダのめだかを飼育している場所は、午前中数時間しか日が当たらないのですが、今年は特に猛暑で7月末~8月は卵があまり採れませんでした。
サファイヤは、途中で何匹かオスが死んでしまったので、卵が採れなくなってしまいました。
今年は、猛暑になる前に比較的順調に採卵できたので、「夜桜ゴールド」と「幹之メダカ」の卵がたくさん採れました。
その後の稚魚の様子や、成長具合も後々紹介していきますので、ぜひご覧ください。

メダカ孵化の様子

孵化の様子は、別記事で紹介しています👇

まとめ

ここでは、「マンションベランダでメダカ飼育①【産卵~採卵】という内容で、我が家のメダカの飼育方法と採卵記録を紹介しました。
マンション暮らしでこれからメダカを飼おうと思っている方や、ベランダでメダカを飼育している方に少しでも参考になれば嬉しく思います。
メダカの様子を、ちょっとずつ記事にしています。
よかったら見てください。

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